瀉下薬

瀉下薬(しゃげやく、laxative)とはいわゆる下剤、便秘薬のことである。便秘や薬の副作用による便秘による不快な症状 をとることを目的とする。ただし便秘の時は大腸癌などの腸閉塞性疾患を疑うことも重要である。

瀉下薬の使い分け

以下に示すのはあくまで一例であり、病態によって処方は異なる。

便が横行結腸よりも上部にあるとき
症状が重い場合は刺激性下剤を用いる。例えば、ラキソベロン(2.5mg)2錠を就寝前に経口投与する。
症状が軽度の場合は緩下薬を用いる。例えば、ミルマグ(350mg)を3T 3×で7日分投与する。
便が下行結腸よりも下にあるとき
グリセリン浣腸を60mlあるいは150mlを浣腸する。必要があれば摘便する。浣腸の場合は症状が改善するのか必ず確認する。改善しなければほかの疾患を考える。特に高齢者の場合は消化管穿孔することもあるので量を少量にするなど工夫が必要である。

疼痛コントロール

ガス痛の要因が強い場合はガスコン(40mg)経口、頓服とする。
消化管運動が亢進することによる痛みの場合はブスコパン(10mg)を経口、頓服とする。この処方は排便を阻害するとは考えられていない。

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