美容、スキンケア系の薬の成分
美容、スキンケア系
トレチノイン
トレチノイン (tretinoin) はビタミンA誘導体の一種。レチノイン酸(レチン酸とも、英: retinoic acid)のうち、二重結合がすべてトランス型をとった、オール・トランス異性体である(all-trans retinoic acid)。 外用薬はレチノールの 約100倍の薬理作用を持つとされる。軟膏・ジェル・クリームの形態で処方される。
アゼライク酸
アゼライク酸は、男性ホルモンを男性型脱毛症の原因となるDHTを作り出す酵素、5α-リダクターゼの働きを阻害します。5α-リダクターゼとは、テストストロン(男性ホルモン)を男性型脱毛症の原因となるDHTを作り出す酵素。DHTに反応して男性型脱毛症になるかどうかは遺伝によるが、5α-リダクターゼの働きを抑えることでDHT自体を少なくし、男性型脱毛症を抑えることもできる。
ビタミンC
美肌の万能成分、ビタミンC。抗酸化成分、コラーゲン増加作用など、美白効果以外にも、実にさまざまな有効な作用があります。以前から「肌によい」とされてきたビタミンCも、実は大変壊れやすい成分のため、浸透力が弱く効果はあまりありませんでした。しかし、「リン酸Lアスコルビル」など、ビタミンCの分子に少し手を加えて改善した「ビタミンC誘導体」と呼ばれる成分が登場し、壊れにくく、有効成分が浸透できるようになりました。
ハイドロキノン
他の美白成分の多くが新たなメラニン合成を食い止めるだけなのに対して、メラニン色素の合成に欠かせないチロシナーゼという酵素の働きを強力に抑制し、既にあるメラニンの色を淡色化する「還元作用」を持つためです。分解・変色しやすいという欠点もあり、変色すると効果が弱まるので、きちんとふたを締めて、冷蔵庫などで保存しなければなりません。
アルファ アルブチン
ハイドロキノンにブドウ糖がついた構造で、ハイドロキノン同様に、メラニン合成酵素を非常に強く邪魔をします。しかも、ハイドロキノンがもつ、化学的に不安定で分解しやすい、肌に刺激がでやすいという部分を解決し、肌が弱い人でも安心して使っていただける成分です。ハイドロキノンとの違いは、「還元作用」がないことです。
植物性女性ホルモン様成分(イソフラボン等)
皮膚の老化の原因に、紫外線とともに注目されているが、女性ホルモンの減少です。更年期にさしかかるころ、次第にホルモンのバランスが崩れだして、肌のうるおい成分の減少などの老化現象が目立ってきます。そこで、注目されたのが女性ホルモンのような作用がある「植物性女性ホルモン様成分(イソフラボンなど)」です。
レチノール
レチノイン酸に似た物質で、肌に塗ると一部がレチノイン酸に変化します。表皮細胞に作用して細胞を増殖を促させ、表皮の厚みを増す作用があります。ただし、同じ量のレチノイン酸と比べると効果は約20~30分の1です。しかし、安全性が高く、皮がむけたり赤くなったりという副作用はほとんど無く、化粧品として安心して使える成分です。
セラミド
肌表面部分の0.02mmの薄い角質層にある成分です。角質層には、平たい角質細胞が重なり、その間を埋める脂質の約半分が「セラミド」です。セラミドは親油性と親水性の両方の性質を持ち、層状に整列して肌から水分が逃げないように働きます。まさに肌の保湿分の要で、肌からセラミドを除くと、ひどい乾燥状態になり、いくら保湿ローションを塗ってもその効果は長持ちしなくなります。冬は誰しもセラミドが減り、年をとってもセラミドは減ってきます。そのため、肌は保湿力を失って、乾燥肌になってしまいます。
ヒアルロン酸
わずか1グラムで水6リットルの保水力をもつといわれる優れた保湿成分です。もともと表皮と真皮の両方に存在していて、角質層の細胞間をうめる役割を果たしています。ただし、体中のヒアルロン酸は、成長とともに減少していきます。ヒアルロン酸が豊富な皮膚ほど柔軟性が高く、たとえば大人の皮膚に含まれるヒアルロン酸の量は、赤ちゃんの20分の1です。
リピジュア
化粧品やシャンプーのほか、ストッキングなどにもその有効性がいかされており、注目の成分です。肌の角質細胞の間を満たす、「細胞間脂質」と同じ構造でできており、角質層を整え水分の吸湿性や保湿性に優れて、みずみずしい肌を保ちます。肌への親和性がたいへん高く、ヒアルロン酸の約2倍の高い吸湿性があります。特徴的なのは、その持続性です。水洗いしてもその保湿性がずっと維持できます。
カイネチン
もともとは、植物の中に含まれる優れた成長ホルモンの一種で、植物の芽の発育を促す成分です。また核酸やタンパク質の分解阻害、合成促進によって葉の老化を抑える働きがある成分として知られていました。しかし、人体でも生成されていて、細胞を活性酸素から守る働きがあることがわかりました。、皮膚の線維芽細胞に働きかけて真皮の細胞の寿命を伸ばし、シワの軽減や改善に効果が高いとされています。
